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部下をいつも怒鳴り散らす人にならないようにしたい

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今回は、部下を怒鳴り散らす人について書いていこうと思います。

人間、菩薩のような人じゃない限り、何かあれば怒ってしまうもんです。

真剣な場面であればあるほど、そう。

なので、仕事の場面では、ついつい怒ってしまうこともあるでしょう。

でも、いつも怒り、部下に怒鳴り散らすというのは、違うと思うんです。

 

部下のミスは、本来恥ずべき事

部下を怒鳴り散らすというのは、部下がミスをした時に行われることが多いです。

一部、虫の居所が悪くて、なにもミスしていないのに難癖をつける人もいますが、これは問題外なので、省きます。

まぁ、自分の思った通りにならなかったら、頭がかぁっとなるのも理解できますが。

 

でも、そもそも日本では部下の教育は、仕事の一環になっています。

そして、部下のミスは、教えるのが上手くいっていなかったために、生じた結果にすぎません。

もちろん、とんでもないミスや、予想だにしないミスというのもあって、そういうのは別ですが。

そうじゃないようなミスの場合には、本来教える側が恥ずべきもののはずです。

 

なのに、部下に怒鳴り散らすって、お門違いのような気がしますね。

 

怒鳴り散らしていいことなんて実はない

それに、怒鳴り散らすことでいいことなんて、ありません。

例外として、指揮をあげるために、演出として上手に行う場合もありますけど。

通常、怒鳴り散らしても、部下は委縮する。

あるいは、怒鳴り散らすことないだろうと反発する。

まわりの空気も悪くなる。

その結果、ますますミスが起きてしまう。

そんなことになりますからね。

 

凛とした空気が仕事の効率を上げるとの反論もあるかもしれませんけど。

怒鳴り散らしたことで生じた空気は、重苦しい物であって、決して凛とした者じゃありませんからね。

そもそも凛とした空気を出すことができる人物は、わざわざ怒鳴ったりしません。

 

後、怒鳴り散らした本人には、ストレス発散してメリットがあると思うかもしれませんけど。

何度も怒鳴り散らすことで、それが癖になってしまいます。

そして、すぐに我慢のきかない人間になってしまうんですから、微々たるメリットを大きなデメリットが打ち消してしまいます。

我慢のきかない人間になったら、それまで以上にストレス体勢なくなりますし。

まわりからの評価の下落がものすごいですし。

さらに、それはプライベートにまで及んできますからね。

 

結局として、怒鳴り散らしても誰も得しない図ができあがるわけです。

 

怒鳴り散らすことだけを回避するのは可能

まぁ、「そもそも怒るのをやめましょう!」となって、怒るのをやめれるかというとやめられないと思います。

多分無理。

 

でも、怒鳴り散らすに歯止めをかけることは可能です。

「かぁっとなる→怒鳴る」の間に、呼吸するといった別のプロセスをすることを意識していくんです。

意識することがルーチンワークになるぐらいまで。

別のプロセスを反射的にできるようになるのはハードルが高いですけど。

意識するだけなら、ハードルはそこまで高くないですし。

また、意外とそれだけで、ちょっとだけ頭が冷えるので、怒りは完全に収まってなくても、怒鳴り散らすのを回避することだけなら、結構いけます。

 

ちなみに、別のプロセスはに関しては、別になんでもいいんです。

自分の足を踏むといった方法をとっている知り合いなんかもいますし。

また、口の中を噛むといった人もいましたから。

ただ、靴は何度も踏んでると悪くなりますし。

また、口の中を何度も噛んでいると、そこから口内炎になったりするので、それだけ注意が必要ですけどね(笑)

 

怒りを我慢してる姿は結構使える

そして、この怒鳴り散らしはしないが、怒っている状態って、意外に使えるんですよね。

怒鳴り散らしたときほどの委縮効果とかはないのに。

「私は怒っている」ということを強く印象付けることができますから。

 

やっぱり、人間、怒りが爆発しそうになっているのに、爆発せずに無理やり冷静にしようとしている姿を見るのは怖いですからね。

場合によっては、怒鳴り散らされるよりも。

もし可能なら、ニコっとしてあげてみてください。

多分、ニゴリとといった笑顔になって、より効果がでてきますから(笑)

 

そこまでできたら、もうこっちのものです。

相手は、反発する気さえ起きないはずですもん。

 

まとめ

怒鳴り散らすというのは、どうかと思うし、いいことなんてない。

でも、怒ること自体をやめるのは無理なので、とりあえず別のプロセスを挟み込んでやることを意識して、怒鳴り散らすのだけは避けたい。

そう思ってます。

その状態は意外と役に立ってくれますしね。

後、上では書いてませんでしたが、怒鳴り散らさないのは、かなりスマートなので、誇れる自分になることもできますからね。

以上、部下をいつも怒鳴り散らす人にならないようにしたい、でした。